2013年9月と2018年11月に宿泊しました。(※記事更新2018年11月)
初谷温泉
初谷温泉は群馬県下仁田町と長野県佐久市を結ぶ国道254号の中間にあります。
国道からは車1台がやっと通れる様な山道を1.5km程入って行きます。(帰りに撮影)
国道の喧騒から離れた周囲を森に囲まれた沢沿いに立つ温泉宿です。
館内は木をふんだんに使った造りで、山中にある宿とは思えないくらい綺麗です。
玄関から入るとフロントと売店のある広間・・・
木の床が美しい・・・
フロントの隣にはラウンジスペースがあります。
書籍が置いてあって風呂上がりに寛げました。
無料で利用出来るマッサージチェアも置いてありました。
ウエルカムドリンクを頂いてから部屋に案内されました。
部屋は居間と寝室に分かれています。
居間は10畳の和室に広縁・・・
寝室はベッドが置かれています。
寝室には床暖房が入っていて、気温の低かったこの日も快適に過ごせました。
浴室は男女別の内湯が1箇所あります。
中に入ると簡素な脱衣所・・・
浴槽は2つに分かれ、左側は真湯、右側が源泉浴槽です。
源泉浴槽は2人で一杯になる大きさです。
内湯のみですが窓が大きいので閉塞感はありません。
前に広がる森と下に流れる沢を眺めながら入浴出来ます。
奥に見えるのが後で紹介する源泉 " 宝命水 " です。
源泉の温度は14℃と低いので鉱泉に該当します。
浴槽へは1日1回全てのお湯を抜いて、タンクに溜めてある源泉を加温し投入しているそうです。
普段は湯口からお湯は出ていませんが、人の出入りなどでお湯が減ると源泉が投入されます。
この時は加温していない源泉を補充するので、浴槽内の温度が下がります。
以前は循環していましたが温泉成分が濃いため循環装置や配管がすぐに詰まってしまうそうです。
そこで蒸気を直接お湯に当てて加温する方法を試したところ上手く行ったので、現在もこの方法を取っているとのことでした。
湯使いは源泉かけ流しに近いですね・・・
湯口の隣にある木の箱が加温する装置です。
時々ゴーっという音を立てて蒸気を注入し加温していました。
源泉はほぼ透明ですが、空気に触れて酸化するのか浴槽内では茶褐色の濁り湯となっていました。
鉄錆のような金気臭の中に、芒硝臭の様な臭いが混じることも・・・
舐めると塩気を感じます。
炭酸泉ですが加温する際に抜けてしまうのか、泡付は見られませんでした。
温めのお湯ですが、長く浸かっているとポカポカと温まって来ます。
なかなか良いお湯です。
棚田の様になった床は温泉成分の濃さを物語りますね・・・
夜中に入った時はお湯の表面に温泉成分が膜を張っていました。
貸切風呂もありますが、こちらは温泉ではありません。
嫁さん曰く「檜の香りが良いお風呂だった」とのことです。
宿の裏手にある源泉 " 宝命水 " を見に行ってみました。
2箇所ある井戸から源泉を汲んで飲泉することも出来ます。
見た目は、ちょっと飲むのに勇気がいります。
口に含むとピリッとした炭酸と塩気が感じられます。
まあ美味しくはないです・・・(苦笑)
ペットボトルに入れて持ち帰りましたが、家に帰って開けるとプシュッとガスが吹き出ました。
食事はフロントの隣にある食事処で頂きました。
料理は丁寧に作られ、味付けも良く美味しかったです。
前菜、左から蒸し鶏塩麴漬け、栗絞り、林檎とチーズ、虹鱒の甘露煮、レンコンの素揚げ
食前酒は巨峰酒
柿の白和え
鍋は自家製の味噌で味付けされていました。
地元佐久の鯉料理は臭みも無く美味しかったです。
鯉の洗いはコリコリした食感も楽しめます。
佐久鯉の旨煮、甘辛の煮付けは好きな味付けです。
甘くて濃厚な南瓜のスープ・・・
岩魚の塩焼きもふっくらと焼かれていました。
デザートの林檎ゼリーまで美味しく頂きました。
朝食も美味しかったです。
朴葉味噌は、ご飯が進みました。
ねっとりした濃厚なヨーグルト
最後はコーヒーとデザートで・・・
評価(5点満点)
部屋4、施設4、お湯3、内湯3、露天風呂なし、夕食5、朝食4
良く温まる良いお湯でした。
浴槽は小さいですが、部屋数が少ないので時間をずらせば独り占め出来ました。
湧出量が少ないと加水、循環されることが多いですが、敢えて浴槽を広げず、源泉かけ流しに近い状態で提供されているのは良いですね・・・
料理も非常に美味しく満足しました。
また泊まりに行きます。
DATA
初谷温泉
住所:長野県佐久市内山352−イ-1
TEL:0267-65-2221
料金:1泊2食付15270円〜
泉質:含二酸化炭素−ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(中性等張性冷鉱泉)
源泉温度:14.3℃、PH:6.47
HP:http://www.shoya.co.jp/
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初谷温泉
初谷温泉は群馬県下仁田町と長野県佐久市を結ぶ国道254号の中間にあります。
国道からは車1台がやっと通れる様な山道を1.5km程入って行きます。(帰りに撮影)
国道の喧騒から離れた周囲を森に囲まれた沢沿いに立つ温泉宿です。
館内は木をふんだんに使った造りで、山中にある宿とは思えないくらい綺麗です。
玄関から入るとフロントと売店のある広間・・・
木の床が美しい・・・
フロントの隣にはラウンジスペースがあります。
書籍が置いてあって風呂上がりに寛げました。
無料で利用出来るマッサージチェアも置いてありました。
ウエルカムドリンクを頂いてから部屋に案内されました。
部屋は居間と寝室に分かれています。
居間は10畳の和室に広縁・・・
寝室はベッドが置かれています。
寝室には床暖房が入っていて、気温の低かったこの日も快適に過ごせました。
浴室は男女別の内湯が1箇所あります。
中に入ると簡素な脱衣所・・・
浴槽は2つに分かれ、左側は真湯、右側が源泉浴槽です。
源泉浴槽は2人で一杯になる大きさです。
内湯のみですが窓が大きいので閉塞感はありません。
前に広がる森と下に流れる沢を眺めながら入浴出来ます。
奥に見えるのが後で紹介する源泉 " 宝命水 " です。
源泉の温度は14℃と低いので鉱泉に該当します。
浴槽へは1日1回全てのお湯を抜いて、タンクに溜めてある源泉を加温し投入しているそうです。
普段は湯口からお湯は出ていませんが、人の出入りなどでお湯が減ると源泉が投入されます。
この時は加温していない源泉を補充するので、浴槽内の温度が下がります。
以前は循環していましたが温泉成分が濃いため循環装置や配管がすぐに詰まってしまうそうです。
そこで蒸気を直接お湯に当てて加温する方法を試したところ上手く行ったので、現在もこの方法を取っているとのことでした。
湯使いは源泉かけ流しに近いですね・・・
湯口の隣にある木の箱が加温する装置です。
時々ゴーっという音を立てて蒸気を注入し加温していました。
源泉はほぼ透明ですが、空気に触れて酸化するのか浴槽内では茶褐色の濁り湯となっていました。
鉄錆のような金気臭の中に、芒硝臭の様な臭いが混じることも・・・
舐めると塩気を感じます。
炭酸泉ですが加温する際に抜けてしまうのか、泡付は見られませんでした。
温めのお湯ですが、長く浸かっているとポカポカと温まって来ます。
なかなか良いお湯です。
棚田の様になった床は温泉成分の濃さを物語りますね・・・
夜中に入った時はお湯の表面に温泉成分が膜を張っていました。
貸切風呂もありますが、こちらは温泉ではありません。
嫁さん曰く「檜の香りが良いお風呂だった」とのことです。
宿の裏手にある源泉 " 宝命水 " を見に行ってみました。
2箇所ある井戸から源泉を汲んで飲泉することも出来ます。
見た目は、ちょっと飲むのに勇気がいります。
口に含むとピリッとした炭酸と塩気が感じられます。
まあ美味しくはないです・・・(苦笑)
ペットボトルに入れて持ち帰りましたが、家に帰って開けるとプシュッとガスが吹き出ました。
食事はフロントの隣にある食事処で頂きました。
料理は丁寧に作られ、味付けも良く美味しかったです。
前菜、左から蒸し鶏塩麴漬け、栗絞り、林檎とチーズ、虹鱒の甘露煮、レンコンの素揚げ
食前酒は巨峰酒
柿の白和え
鍋は自家製の味噌で味付けされていました。
地元佐久の鯉料理は臭みも無く美味しかったです。
鯉の洗いはコリコリした食感も楽しめます。
佐久鯉の旨煮、甘辛の煮付けは好きな味付けです。
甘くて濃厚な南瓜のスープ・・・
岩魚の塩焼きもふっくらと焼かれていました。
デザートの林檎ゼリーまで美味しく頂きました。
朝食も美味しかったです。
朴葉味噌は、ご飯が進みました。
ねっとりした濃厚なヨーグルト
最後はコーヒーとデザートで・・・
評価(5点満点)
部屋4、施設4、お湯3、内湯3、露天風呂なし、夕食5、朝食4
良く温まる良いお湯でした。
浴槽は小さいですが、部屋数が少ないので時間をずらせば独り占め出来ました。
湧出量が少ないと加水、循環されることが多いですが、敢えて浴槽を広げず、源泉かけ流しに近い状態で提供されているのは良いですね・・・
料理も非常に美味しく満足しました。
また泊まりに行きます。
DATA
初谷温泉
住所:長野県佐久市内山352−イ-1
TEL:0267-65-2221
料金:1泊2食付15270円〜
泉質:含二酸化炭素−ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(中性等張性冷鉱泉)
源泉温度:14.3℃、PH:6.47
HP:http://www.shoya.co.jp/
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