銀山温泉 能登屋旅館
山形旅行1日目に宿泊しました。
銀山温泉の歴史は1600年頃、この地にあった江戸時代を代表する銀山 " 野辺沢銀山 " の鉱夫が発見したのが始まりです。
1689年の閉山後も湯治場として賑わっていましたが、大正2年の大洪水で温泉街は壊滅的な被害を受けました。
復興に際して各旅館が洋風3〜4層の木造建築に建て替え、現在の温泉街の景観が出来上がりました。
昭和61年には " 銀山温泉家並保存条例 " が制定され、風情ある温泉街の景観の保存に努めています。
能登屋旅館の建物は大正10年に完成、木造5層構造の建物は国の登録文化財に指定されています。
銀山温泉の中でも一際目立ち、記念写真を撮る観光客も多いです。

和洋折衷の造りが大正時代の建築らしいですね・・・

ライトアップされた夜の景色・・・

ロビーとフロント

奥に小さな土産物コーナーがあります。

ロビーの隣にあるカフェスペース " 山ぼうし " ・・・
朝食後、ここでコーヒーが頂けました。


階段の踊場や廊下などにある休憩スペース・・・


こちらの談話室が外から見た建物の一番上の部分になります。

フロントから部屋に行く際に通る赤い橋・・・

15室ある部屋は本館と別館に分かれていて、人気があるのは本館の川側の部屋です。
半年前には予約で埋まるそうですが、偶々HPを見たら空きがありました。
ちょうど夏休みの行き先を探している所だったので迷わず予約、ラッキーでした(笑)。
宿泊したのは3階の " 出羽路 " という部屋・・・


広縁の付いた10畳の和室にトイレ、洗面所が付いています。

広縁からは温泉街が見下ろせます。

お風呂は大浴場が1箇所と貸切風呂が2箇所あります。
まずは大浴場に行ってみました。
大浴場があるのは4階部分・・・
入口前には湯上がり処があって、冷水が頂けるようになっていました。

大浴場入口

男女とも造りは同じで、時間での入れ替えはありません。

内湯と露天風呂があり、内湯は7〜8人が入れる大きさです。
奥の扉から外に出ると露天風呂があります。

露天風呂は3人ほどが入れる大きさ・・・
塀で囲まれているので眺望は得られません。

貸切風呂は本館1階にある洞窟風呂と別館にある展望露天風呂があります。
展望露天風呂は40分の予約制で、チェックイン時に予約します。
予約枠は部屋数分なので入れるのは基本的に1回のみになります。
夕食前に予約していた展望露天風呂に行ってみました。
展望露天風呂へはフロントで鍵を受け取ったら本館4階まで上がり・・・
そこから別館のエレベーターで2階へ、さらに85段の長い階段を登り・・・

登り切った所で外に出て坂道を上がり・・・ようやく着きます。
足腰の悪い人には厳しいかも・・・(苦笑)

屋根のある半露天風呂、樹木に囲まれていて眺望は得られません。

" 展望露天 " の名前は・・・離れた所にあるので解放感は悪くないです。
木立の合間から白銀の滝が見えました。

最後に本館1階にある洞窟風呂へ・・・
こちらは予約不要で、夜間を除き空いていれば自由に入れます。

階段を下った先に浴槽があります。

浅い仕切りで区切ることで手前が熱め、奥が少し温めに温度調節されています。
洞窟風呂と言うと湿度が高い蒸した浴室を想像しますが、非常に換気が良く快適に入浴出来ました。

お湯は3箇所全ての浴槽が源泉かけ流しです。

無色透明のお湯で温度は少し熱め、スベスベ感もある良いお湯です。
臭いは大浴場のお湯は全く感じられず、展望露天風呂では微かな硫黄臭・・・
洞窟風呂のお湯が一番臭いが強く、焦げた硫黄のような香りが浴室内にも漂っていました。
浴感も洞窟風呂が一番滑らかに感じましたが、源泉が其々違うんでしょうか?
夕食は個室の食事処で・・・
一部の料理は最初から並べられていました。

地物、山の物中心の食事は見た目も綺麗で美味しく頂きました。
生きくらげの胡桃和え

ぶなかのか(茸)の炒り煮

嫁さんお気に入りの滝川豆腐

秘湯ビールも頂きました。

冷やし鉢

御造りは鯉の洗い、桜鱒、平目だったかな・・・
鮮度も良く美味しかったです。

手打ち蕎麦

鯉の甘露煮、甘辛の味付けが好きです。

鮎の塩焼き

メインは尾花沢牛のしゃぶしゃぶ

山形県のブランド米つや姫と鴨汁

デザートのスイカは甘くて美味しかったです。
銀山温泉のある尾花沢はスイカの生産量日本一だそうです。

最後まで美味しく頂きました。
朝食は食事処で・・・



写真を撮り忘れましたが、御飯は白米か大根飯を選べました。
評価(5点満点)
部屋3、施設4、お湯4、内湯3、露天風呂3、夕食4、朝食3
文化財指定の建物は古いですが、内部はリニューアルされ非常に綺麗です。
源泉かけ流しのお湯も良かったですね・・・
特に洞窟風呂のお湯が良くて、何度も入りに行きました。
料理も美味しく満足しました。
次は雪のある時期に夜景を撮りに訪れたいです。
DATA
銀山温泉 能登屋旅館
住所:山形県尾花沢市大字銀山新畑446
TEL:0237-28-2327
料金:1泊2食付16000円〜
泉質:ナトリウム−塩化物・硫酸塩温泉
源泉温度:63.8℃、PH:6.6
HP:http://www.notoyaryokan.com/
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山形旅行1日目に宿泊しました。
銀山温泉の歴史は1600年頃、この地にあった江戸時代を代表する銀山 " 野辺沢銀山 " の鉱夫が発見したのが始まりです。
1689年の閉山後も湯治場として賑わっていましたが、大正2年の大洪水で温泉街は壊滅的な被害を受けました。
復興に際して各旅館が洋風3〜4層の木造建築に建て替え、現在の温泉街の景観が出来上がりました。
昭和61年には " 銀山温泉家並保存条例 " が制定され、風情ある温泉街の景観の保存に努めています。
能登屋旅館の建物は大正10年に完成、木造5層構造の建物は国の登録文化財に指定されています。
銀山温泉の中でも一際目立ち、記念写真を撮る観光客も多いです。

和洋折衷の造りが大正時代の建築らしいですね・・・

ライトアップされた夜の景色・・・

ロビーとフロント

奥に小さな土産物コーナーがあります。

ロビーの隣にあるカフェスペース " 山ぼうし " ・・・
朝食後、ここでコーヒーが頂けました。


階段の踊場や廊下などにある休憩スペース・・・


こちらの談話室が外から見た建物の一番上の部分になります。

フロントから部屋に行く際に通る赤い橋・・・

15室ある部屋は本館と別館に分かれていて、人気があるのは本館の川側の部屋です。
半年前には予約で埋まるそうですが、偶々HPを見たら空きがありました。
ちょうど夏休みの行き先を探している所だったので迷わず予約、ラッキーでした(笑)。
宿泊したのは3階の " 出羽路 " という部屋・・・


広縁の付いた10畳の和室にトイレ、洗面所が付いています。

広縁からは温泉街が見下ろせます。

お風呂は大浴場が1箇所と貸切風呂が2箇所あります。
まずは大浴場に行ってみました。
大浴場があるのは4階部分・・・
入口前には湯上がり処があって、冷水が頂けるようになっていました。

大浴場入口

男女とも造りは同じで、時間での入れ替えはありません。

内湯と露天風呂があり、内湯は7〜8人が入れる大きさです。
奥の扉から外に出ると露天風呂があります。

露天風呂は3人ほどが入れる大きさ・・・
塀で囲まれているので眺望は得られません。

貸切風呂は本館1階にある洞窟風呂と別館にある展望露天風呂があります。
展望露天風呂は40分の予約制で、チェックイン時に予約します。
予約枠は部屋数分なので入れるのは基本的に1回のみになります。
夕食前に予約していた展望露天風呂に行ってみました。
展望露天風呂へはフロントで鍵を受け取ったら本館4階まで上がり・・・
そこから別館のエレベーターで2階へ、さらに85段の長い階段を登り・・・

登り切った所で外に出て坂道を上がり・・・ようやく着きます。
足腰の悪い人には厳しいかも・・・(苦笑)

屋根のある半露天風呂、樹木に囲まれていて眺望は得られません。

" 展望露天 " の名前は・・・離れた所にあるので解放感は悪くないです。
木立の合間から白銀の滝が見えました。

最後に本館1階にある洞窟風呂へ・・・
こちらは予約不要で、夜間を除き空いていれば自由に入れます。

階段を下った先に浴槽があります。

浅い仕切りで区切ることで手前が熱め、奥が少し温めに温度調節されています。
洞窟風呂と言うと湿度が高い蒸した浴室を想像しますが、非常に換気が良く快適に入浴出来ました。

お湯は3箇所全ての浴槽が源泉かけ流しです。

無色透明のお湯で温度は少し熱め、スベスベ感もある良いお湯です。
臭いは大浴場のお湯は全く感じられず、展望露天風呂では微かな硫黄臭・・・
洞窟風呂のお湯が一番臭いが強く、焦げた硫黄のような香りが浴室内にも漂っていました。
浴感も洞窟風呂が一番滑らかに感じましたが、源泉が其々違うんでしょうか?
夕食は個室の食事処で・・・
一部の料理は最初から並べられていました。

地物、山の物中心の食事は見た目も綺麗で美味しく頂きました。
生きくらげの胡桃和え

ぶなかのか(茸)の炒り煮

嫁さんお気に入りの滝川豆腐

秘湯ビールも頂きました。

冷やし鉢

御造りは鯉の洗い、桜鱒、平目だったかな・・・
鮮度も良く美味しかったです。

手打ち蕎麦

鯉の甘露煮、甘辛の味付けが好きです。

鮎の塩焼き

メインは尾花沢牛のしゃぶしゃぶ

山形県のブランド米つや姫と鴨汁

デザートのスイカは甘くて美味しかったです。
銀山温泉のある尾花沢はスイカの生産量日本一だそうです。

最後まで美味しく頂きました。
朝食は食事処で・・・



写真を撮り忘れましたが、御飯は白米か大根飯を選べました。
評価(5点満点)
部屋3、施設4、お湯4、内湯3、露天風呂3、夕食4、朝食3
文化財指定の建物は古いですが、内部はリニューアルされ非常に綺麗です。
源泉かけ流しのお湯も良かったですね・・・
特に洞窟風呂のお湯が良くて、何度も入りに行きました。
料理も美味しく満足しました。
次は雪のある時期に夜景を撮りに訪れたいです。
DATA
銀山温泉 能登屋旅館
住所:山形県尾花沢市大字銀山新畑446
TEL:0237-28-2327
料金:1泊2食付16000円〜
泉質:ナトリウム−塩化物・硫酸塩温泉
源泉温度:63.8℃、PH:6.6
HP:http://www.notoyaryokan.com/

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