平湯温泉 もずも
夏休みに温泉旅行に行った際に宿泊しました。
平湯温泉は乗鞍岳の北麓、標高1200mの山中にあります。
奥飛騨の温泉地の中では一番歴史があり、武田信玄が飛騨に攻め入った時に発見したとも伝えられています。
江戸時代には北陸の大名が参勤交代の途中で立ち寄り、湯治場としても賑わったそうです。
現在も20軒以上の旅館が立ち、奥飛騨温泉郷の中でも一番大きな温泉地です。
" もずも " は温泉街から少し離れた静かな森の中にあります。
宿の名前は近くを流れる毛受母川に由来します。
石畳のアプローチを進んだ先が宿の玄関です。


玄関から入ると小さなフロント

その奥はソファーの置かれたラウンジ、前に広がる森の緑が良いですね・・・

ラウンジから外のテラスに出ることが出来ます。

客室数は10室で全ての部屋に温泉の露天風呂が付いています。
客室は " 森羅 " と " 緑壽 " の2つのタイプがあります。
" 緑壽 " は個室食事処での食事、 " 森羅 " は部屋食で " 緑壽 " よりも広い部屋となっています。
フロントから廊下を左に進むと " 緑壽 " 、右に進むと " 森羅 " です。
今回は " 緑壽 " の部屋に宿泊しました。
ラウンジの先で階段を上がり、廊下を進めば " 緑壽 " です。


" 山紅葉(やまもみじ)" という部屋に宿泊しました。

琉球畳の敷かれた8畳の居間と寝室部分に分かれています。
こちらが居間部分・・・

寝室側を・・・

寝室に敷かれた低反発のマットレスは寝心地が良くて熟睡出来ました。


居間の外にはベンチの置かれたウッドテラス・・・
風呂上がりに涼むのには良かったです。

テラスの右端に部屋付きの露天風呂があります。

露天風呂へは洗面所から出入りします。

屋根のある半露天風呂で小さな洗い場が付いています。
正面と左側にはガラス扉が付いています。気温の低い冬場は閉じて内湯にするのかもしれません。

浴槽は2人で一杯になる大きさ・・・
眺望は得られませんが、前に広がる森の緑を眺めながらの入浴は癒されました。

部屋風呂とは別に男女別の露天風呂があります。
部屋の前の廊下を進み、突当りでサンダルに履き替えて・・・


外に出て屋根のある通路を歩いて行きます。

男女別の露天風呂の入口。

簡素な脱衣所、雨や雪の日に被れるように笠が置いてあります。

土を盛り上げた山の上に男風呂の浴槽があります。

円形の浴槽で4人程が一度に入れる大きさです。
部屋風呂が良いので入りに来る人は少なく、貸切で入れました。

部屋風呂と同様、眺望はありませんが緑に囲まれての湯浴みは気持ちが良いですね・・・
洗い場は付いていないので、体を洗うのは部屋風呂になります。

女風呂は土が掘られた窪みの中に浴槽があります。(※撮影は嫁さんに依頼)

お湯は部屋風呂、男女別の露天風呂ともに加水・加温・循環無しの100%源泉かけ流しです。

僅かに濁りのあるお湯、手に取って嗅ぐと鉄錆と土類系の混じったような匂いがします。
浴感は肌がキシキシする感じ、飲泉も可能なので口に含むと酸味と渋み、えぐみを感じます。
温度は適温、良く温まる良いお湯です。
気に入ったので部屋風呂に3回、男女別の露天風呂に2回、計5回入浴しました。
食事は朝夕とも個室の食事処で頂きました。
今回はワンランクアップして飛騨牛を存分に味わえる " 飛騨牛プラン " にしました。

料理は見た目、味、量とも非常に満足出来ました。
お品書きが無いので内容を覚えている限りで・・・

先付は飛騨牛の握り、百合根寒天、カブとカラスミをサンドしたもの、銀杏の素揚げ、山菜の御浸し

飛騨牛の握りが美味しかったです。

酢の物は春菊、菊花、シメジ

御造りは鮪、ブリ、子持の甘海老、烏賊
どれも新鮮でしたが特にブリが美味しかったです。

続いてはA5ランクの飛騨牛をしゃぶしゃぶで・・・
美味しいお肉でしたね・・・

蓮根饅頭、これも美味しかったです。

焼物はA5ランクの飛騨牛のモモ肉とロースを陶板で焼いて頂きました。


御飯は国際コンクールで世界最高米の認定を受けた " まんま農場のコシヒカリ " 。
これをテーブル上の御釜で炊き上げます。

甘味、旨味のある美味しいお米でした。
後で書きますが、翌朝の方が更に美味しく感じました。


デザートまで美味しく頂きました。

朝食も美味しかったです。



御飯は夕食と同じ米を使っているとのことでしたが、更に美味しく感じました。
やはり米は沢山の米を一気に炊き上げたほうが美味しいのではないかと・・・演出としては楽しめますけどね・・・

朴葉味噌は御飯が進みます。

朝からお腹一杯になりました。

お気に入り度(5点満点)
施設4、部屋4、お湯4、内湯なし、露天風呂3、部屋風呂4、夕食4、朝食4
源泉かけ流しの温泉は非常に良かったです。
緑に包まれ静かな宿の雰囲気も良かったですね・・・
料理も美味しく満足出来ました。
注文を付けるとすればサービス面でしょうか・・・
コロナ対策で省いているのかもしれませんが、この料金帯でウエルカムドリンクの無い宿は珍しいかと思います。
売店を含め何も無い宿も珍しいですね・・・
静かな宿なので書庫でも作って頂けたら御籠り宿として最高ではないかと思いました。
かなり " 淡泊 " な接客も好みが分かれるかと思います。
我が家はベタベタされるのが嫌いなので、あれで良いかと・・・(笑)
DATA
平湯温泉 もずも
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯579-1
TEL:0578-89-2020
料金:1泊2食付26000円〜
泉質(宿のHPより):炭酸水素塩泉
源泉温度:75.2℃、PH:8.1
HP:http://www.mozumo.com/
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夏休みに温泉旅行に行った際に宿泊しました。
平湯温泉は乗鞍岳の北麓、標高1200mの山中にあります。
奥飛騨の温泉地の中では一番歴史があり、武田信玄が飛騨に攻め入った時に発見したとも伝えられています。
江戸時代には北陸の大名が参勤交代の途中で立ち寄り、湯治場としても賑わったそうです。
現在も20軒以上の旅館が立ち、奥飛騨温泉郷の中でも一番大きな温泉地です。
" もずも " は温泉街から少し離れた静かな森の中にあります。
宿の名前は近くを流れる毛受母川に由来します。
石畳のアプローチを進んだ先が宿の玄関です。


玄関から入ると小さなフロント

その奥はソファーの置かれたラウンジ、前に広がる森の緑が良いですね・・・

ラウンジから外のテラスに出ることが出来ます。

客室数は10室で全ての部屋に温泉の露天風呂が付いています。
客室は " 森羅 " と " 緑壽 " の2つのタイプがあります。
" 緑壽 " は個室食事処での食事、 " 森羅 " は部屋食で " 緑壽 " よりも広い部屋となっています。
フロントから廊下を左に進むと " 緑壽 " 、右に進むと " 森羅 " です。
今回は " 緑壽 " の部屋に宿泊しました。
ラウンジの先で階段を上がり、廊下を進めば " 緑壽 " です。


" 山紅葉(やまもみじ)" という部屋に宿泊しました。

琉球畳の敷かれた8畳の居間と寝室部分に分かれています。
こちらが居間部分・・・

寝室側を・・・

寝室に敷かれた低反発のマットレスは寝心地が良くて熟睡出来ました。


居間の外にはベンチの置かれたウッドテラス・・・
風呂上がりに涼むのには良かったです。

テラスの右端に部屋付きの露天風呂があります。

露天風呂へは洗面所から出入りします。

屋根のある半露天風呂で小さな洗い場が付いています。
正面と左側にはガラス扉が付いています。気温の低い冬場は閉じて内湯にするのかもしれません。

浴槽は2人で一杯になる大きさ・・・
眺望は得られませんが、前に広がる森の緑を眺めながらの入浴は癒されました。

部屋風呂とは別に男女別の露天風呂があります。
部屋の前の廊下を進み、突当りでサンダルに履き替えて・・・


外に出て屋根のある通路を歩いて行きます。

男女別の露天風呂の入口。

簡素な脱衣所、雨や雪の日に被れるように笠が置いてあります。

土を盛り上げた山の上に男風呂の浴槽があります。

円形の浴槽で4人程が一度に入れる大きさです。
部屋風呂が良いので入りに来る人は少なく、貸切で入れました。

部屋風呂と同様、眺望はありませんが緑に囲まれての湯浴みは気持ちが良いですね・・・
洗い場は付いていないので、体を洗うのは部屋風呂になります。

女風呂は土が掘られた窪みの中に浴槽があります。(※撮影は嫁さんに依頼)

お湯は部屋風呂、男女別の露天風呂ともに加水・加温・循環無しの100%源泉かけ流しです。

僅かに濁りのあるお湯、手に取って嗅ぐと鉄錆と土類系の混じったような匂いがします。
浴感は肌がキシキシする感じ、飲泉も可能なので口に含むと酸味と渋み、えぐみを感じます。
温度は適温、良く温まる良いお湯です。
気に入ったので部屋風呂に3回、男女別の露天風呂に2回、計5回入浴しました。
食事は朝夕とも個室の食事処で頂きました。
今回はワンランクアップして飛騨牛を存分に味わえる " 飛騨牛プラン " にしました。

料理は見た目、味、量とも非常に満足出来ました。
お品書きが無いので内容を覚えている限りで・・・

先付は飛騨牛の握り、百合根寒天、カブとカラスミをサンドしたもの、銀杏の素揚げ、山菜の御浸し

飛騨牛の握りが美味しかったです。

酢の物は春菊、菊花、シメジ

御造りは鮪、ブリ、子持の甘海老、烏賊
どれも新鮮でしたが特にブリが美味しかったです。

続いてはA5ランクの飛騨牛をしゃぶしゃぶで・・・
美味しいお肉でしたね・・・

蓮根饅頭、これも美味しかったです。

焼物はA5ランクの飛騨牛のモモ肉とロースを陶板で焼いて頂きました。


御飯は国際コンクールで世界最高米の認定を受けた " まんま農場のコシヒカリ " 。
これをテーブル上の御釜で炊き上げます。

甘味、旨味のある美味しいお米でした。
後で書きますが、翌朝の方が更に美味しく感じました。


デザートまで美味しく頂きました。

朝食も美味しかったです。



御飯は夕食と同じ米を使っているとのことでしたが、更に美味しく感じました。
やはり米は沢山の米を一気に炊き上げたほうが美味しいのではないかと・・・演出としては楽しめますけどね・・・

朴葉味噌は御飯が進みます。

朝からお腹一杯になりました。

お気に入り度(5点満点)
施設4、部屋4、お湯4、内湯なし、露天風呂3、部屋風呂4、夕食4、朝食4
源泉かけ流しの温泉は非常に良かったです。
緑に包まれ静かな宿の雰囲気も良かったですね・・・
料理も美味しく満足出来ました。
注文を付けるとすればサービス面でしょうか・・・
コロナ対策で省いているのかもしれませんが、この料金帯でウエルカムドリンクの無い宿は珍しいかと思います。
売店を含め何も無い宿も珍しいですね・・・
静かな宿なので書庫でも作って頂けたら御籠り宿として最高ではないかと思いました。
かなり " 淡泊 " な接客も好みが分かれるかと思います。
我が家はベタベタされるのが嫌いなので、あれで良いかと・・・(笑)
DATA
平湯温泉 もずも
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯579-1
TEL:0578-89-2020
料金:1泊2食付26000円〜
泉質(宿のHPより):炭酸水素塩泉
源泉温度:75.2℃、PH:8.1
HP:http://www.mozumo.com/

コメント
コメント一覧 (2)
素敵な休日ですね。
温泉も、食事も素敵ですね。
ありがとうございます。
久々のんびりと寛げました。
前から行きたかった宿ですが、良かったです。
話題のGo To・・・も利用して、少しお安く宿泊出来ました(笑)。